小林泰三 脳髄工場「声」の考察

脳髄工場 (角川ホラー文庫)
小林 泰三
角川書店
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すでに誰か言ってるかもしれないし、記憶があやふやなので別の作品かもしれないが。 「声」という作品のあらすじは 携帯電話で未来の自分の声を聞く 大抵失敗したときに、かかってくるので成功する選択を聞き出し、そのとおりに実行して成功する。 が、最後に自分が失敗したので、過去の自分に成功する方法を伝える。 「そういえば過去の自分に電話するのは初めてだ」と思ったら世界線が変わってこの「自分」は消滅する という話。 過去を変えると自分も消え去るのだ。 だが、おかしい。 主人公は「何度も未来から電話を受けている」のに「過去に電話をかけたのは一度だけ」なのだ。 伝言ゲームみたいに、未来から過去に情報伝達しているのなら、主人公は過去に一度も電話したことがない。つまり「後ろに誰もいない」筈である。 しかし、過去に電話をかけることは出来る。つまり後ろに人はいるのだ。 過去も未来も一度ずつしか電話しないのが自然ではないだろうか。 もう一つ考えられるのは、未来から過去に伝えると全員に一度に伝わる。 そして、伝えるた内容が実行される(赤矢印)と消えてしまう。 これでいいのかなぁと思うけど、電話が一度に何人もに伝わるのと、 1つ未来の自分は成功したルートをたどったのに、二つ未来の自分からでんわかかってくるのはパラレルワールドになるんじゃないかと